漫画「チェンソーマン」92話の感想です。
いったん逃げる3人
デンジ、コベニ、岸辺隊長はマキマから足がつかない場所へひとまず逃げる。
コベニは岸辺隊長に自分はマキマに殺されるのか、家族と連絡は取れるのかを問う。
殺されるだろうしおそらく一生連絡は取れないと言う隊長の言葉に、恐怖と安心感を得るコベニ。
両親に連絡をしないで済む口実ができてよかったらしい。
あれでもコベニって片方の妹とは仲がいいんじゃなかったっけ。
普通の人生とは。
コベニがデンジの不死身を羨ましがるも、
デンジは今までの思い出は全て他人によって作られたモノで
これからも誰かの言いなりになる人生だと愚痴る。
するとコベニがさらっと「それは普通でしょ?」と言う。
いやなことがない人生は夢の中だけ、と。
その言葉にはっとしたデンジ…
ポチタと出会ってから普通の人生を願い、少し前まで普通の人生を送れていると実感できていて、それが覆されたと思ったら、やっぱり普通の人生だった、と。
1話のゾンビ相手にデンジは答えを既に出していましたしね。
TVの中のチェンソーマン
デンジは自分がチェンソーマンと呼ばれ、ヒーロー扱いされていることをTVで初めて知ったようです。
ヒーロー扱いでどう思っているんだろう。
誰かに作られた人生だったかもしれないけど、デンジの意思はきちんと存在したしそれを認めてくれている人もこんなにいる。
普通でも特異でも納得できる道を進めればいいんですよね。
では!