「赤毛のアン」のドラマ版「アンという名の少女」のシーズン3を日曜日に一気見したので
全シーズンのざっとした感想です。
一応ネタバレ無し、グチありです。
世界観の再現がすごい
ドラマの映像は原作がそのまま再現されたが如く美しいです。
特にアン役の方はこれ以上のアンはいないだろうという配役でして。
原作のあの部分はどう映像化されるのだろうと常にワクワクしていましたね。
シーズン3はほぼオリジナルキャラのオリジナルエピソードですけど。
良くも悪くもオリジナルキャラが多い
シーズン1からオリジナルキャラはちょこちょこいて、シーズン3はギルバートの友人一家の話が大半でした。
大抵のオリキャラは好きでしたが、原作キャラの掘り下げを優先して欲しかったような…。
オリジナル展開も多い
あるキャラが生き延びたり
あるキャラの愛に目覚める時期が早かったり。
時系列が若干ずれることもあり。
原作の話は拾っているにせよ
原作は原作、ドラマはドラマと割り切った方が
間違い探しにとらわれず素直に楽しめると思います。
キャラの性格が若干異なる
大きく乖離しているキャラはいません。
ただなんとなくマリラが原作より表情豊かかなと。
原作に押し絵はないので変な話ですが。
あとところどころマシュウがとても頼もしい。
現代社会の問題にフォーカスしている
人種差別、女性の権限、発言の自由などなど
現代社会の問題をよく取り上げていました。
テーマのあまりの多さに他作品で取り上げてくれ感は正直ありました。
えげつない話もところどころ…
孤児院描写が結構陰湿でショックでした。
先住民の子の教育話も尺不足でしたが気の毒な話で。
〜総括〜
① 原作を時系列含めきちんと沿って欲しい方
諦めてください
大抵のエピソードは映像化されていますが
シチュエーションが異なることも多々。
映像や配役が見どころ。
② 原作をあまり覚えていない方
こういうシーンあったかも〜と楽しんでもらえるかと。
ほんのり懐かしい気分になれるのでは。
③ タイトルだけ知っているor初見の方
赤毛のアンの世界へようこそ
アン世界の美しさや楽しさを視聴してみてください。
気になったら原作も読んでみてね。
🍐自分は原作をざっくりとしか覚えていませんが、どちらかといえば①だったので少し辛かった部分も…
おかげでにわかとはいえ自分のアン愛を知れました。
そしてなんだかんだ言って観れて良かったです。
では！
