pera日記

まったりと雑記ブログ

歴史嫌いでも楽しめた株ゲーム

みなさんは歴史好きですか。

自分は小学生の頃から年号や人物名を覚えるのに魅力を感じなく好きではないです。

 

昔海外の高校で歴史の先生が自分のような生徒のためか

stock market game (証券市場ゲーム) を開催しました。

ちなみに自分は株ゲームと勝手に名付けてます。

 

アメリカの歴史の授業だったので株ゲームの舞台はアメリカの1920年から1929年でした。

各自生徒はとある8企業の説明書500ドルを渡されました。

ゲーム内容:

ゲームスタート前の8企業の株価はそれぞれ100ドル

 生徒は毎年好きに株売買可能

株売買終了後、先生が毎年各企業の株価を発表

 資産計算は生徒1人1人がそれぞれする

➁〜➂を繰り返し、1929年までに初めの500ドルをどれだけ増やせるか

といったものでした。

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会社の説明

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会社の説明 続き

自分は歴史の授業はテスト勉強以外は不真面目で

当時のアメリカがどうなるかさっぱり分からなかった。

加えて英語力が低い自分は、とにかくゲームスタート前と途中に何度も何度も説明書を読み返して自分なりに株価を予想しました。

何度も読んだことで勘や運が良くなったのか、1928年までは順調に利益を得てました。

先生は歴史を知らないとこのゲームは勝てないと言っていたけれど、大丈夫じゃんと。

そして1929年、最終年。

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うわあああ

1928年にほぼ全ての会社の株価がぐんと上がったのに、

翌年1929年に全ての会社の株価がぐんと下がった。

最初の500ドルから940ドルまで増やせた資産は860ドルになってしまった。

先生が言っていた「歴史を知らないと勝てない」ってこのことかと理解出来た。

そう、先生は1929年のgreat depression (世界恐慌) を知ってもらいたかったのだ。

 

 

結局株ゲームで歴史嫌いがなくなったわけではないですが、すごく楽しい思い出となりました。

先生が一方的に話す授業より、議論や簡単なゲームの方がよっぽど楽しくてためになるよなあとふとこのゲームを思い出すたび感じます。

 

では!