漫画「灼熱のニライカナイ」の47話感想記事です。
最終話なのでちょっと長めの感想です。
🐬扉絵には今までのキャラが勢揃い。
神室だけ後ろを向いているのがいいですね。
敵キャラで1人ぎこちない感じにしている描写が好みです。
🦈物語は10年後へ移ります。
姉が島に新しい警察官がやってきました。
名前は鰯水仁(いわしみず じん)…
新宿からやってくる人は魚関係の名前の人が絶対条件かな 笑
🐬宇海さんが署長になっていて驚きました。
必死に勉強したそうで。
爆弾タコ男が暴走して警察に連絡と腰を抜かしていたのがウソみたいな成長ぶりです。
🦈葉村が警察官になっていました。
ショートカットが似合っていますね。
宇海署長が新人を「あの人」のバディに付けるから葉村にその人の元へ案内を頼みます。
「あの鮫」だろうなあ、新人これから大変そう。
🐬宇海署長が10年前を少し思い出します。
岬さんはIOPOという海機捜の上部組織に所属していて、姉が島には3つの理由で訪れていました。
神室護送、ポセイトラコン回収、最後のポセイトラコンである心臓を探すためです。
心臓は八重さんがいないと発掘できないらしく、岬さんは八重さんを南極へと連れて行ってしまいました。
その際チャコに母親に着いていくか聞いたそうですが、チャコは島を選びました。
ところで岬さんに声をかけられ顔を背けおくちミッフィーちゃんな鮫島が可愛い 笑
🦈成長したチャコはお年頃なのもあってちょっとドライです。
母親に色々くだらないことで連絡を受けてウザがっています。
宇海さんと鮫島がくっつけばいいのにと友達と談笑中ですが、個人的にはセイラの方が気になるかな。
🐬そういえばカジキはセイラにアタックしたのかどうか。
というか結局カジキの切り刻まれた腕がどうなったか不明じゃないか!
🦈中二病眼帯を付ける深作が渋いおじさまに変貌していて笑った。
渋くなっても手放さない眼帯…
ウミニャンは一時的にせよ彼の眼帯を外せたあたり、すごい能力の持ち主だったんだなあって。
🐬浜辺でちょっと鮫島に似たサメ怪人が暴れていました。
葉村が笛を吹きイルカのコントロールをし始め、海にいた鮫島がサメ怪人をイルカと連携して蹴り飛ばします。
葉村がイルカをコントロール出来るなら鮫島は葉村とバディを組めばいいのではと思いましたが、人手が足りないからかな。
新人は職場に慣れたらバディを解消されるんだろうし。
それより鮫島がイルカをオルフェウスと呼んでいるのが泣けますね…。
🦈チャコがサメ怪人の動きを止め、頼りになるげんこつおやじと思いながら「いい加減おちつきなよ父ちゃん」と鮫島へ伝え灼熱のニライカナイは終わり。
チャコは将来どんなふうに生きていくのかな〜。
では!
⬇︎以下長々と色んな感想や妄想です。
🐬終わっちゃいましたね。
前作マリーより長く、できれば10巻以上続いて欲しいと願っていました。
願いは半分叶い、綺麗に終わった印象です。
謎はちょこちょこと残りましたが、謎を全て明かせば物語が必ず面白くなるわけでもないし、神室逮捕と鮫島の日常が取り戻せたので満足です。
…それでも残った謎の妄想はしますが 笑
🦈1番気になる謎は岬さんですかね。
正義サイドでしょうが、これで教団とグルなら末恐ろしい。
ほとんどのポセイトラコンは回収済みだし、八重さんと神室も手の中となると、岬さんは神室以上の脅威な存在になりそう。
教団の拠点を南極へ移していたりして…
ちょっと妄想しすぎか 笑
🐬チャコが少し冷めた感じに成長したのは意外でした。
お年頃だしそんなもんでしょうが、そういえばチャコは神室の子でもあったなって。
案外性格は父親の真面目で聡明なとこに似たのかな。
ただチャコは育ての父がオルフェウスや鮫島なのもあって、闇落ち部分は流石に似ないでしょう。
🦈全話読み終わって、田村先生の実力を主にシリアス場面で感じました。
奥菜さんの足が切れたシーンの美しさと絶望さ、チャコの予言で暴走寸前の魚の恐怖感、鮫島が神室を殴る迫力…。
心が揺さぶられる場面が多かったです。
大事なシーンは大きなコマや見開きで鬱感、絶望感、高揚感などなどとても分かりやすく表現されていました。
教団編でドロドロ感が怒涛の如く押し寄せていたのも良かったです。
もし新作が出るのなら、鬱展開をまた読んでみたいなと。
ギャグと日常も入れてほしいけど、そうなると単に灼ニラ2だしなあ。
🐬ともあれ、今まで楽しかったです。
ありがとうございました!
新作待ってます!!
🦈ボイコミの1〜3話貼っておきます。