昔海外にいた頃、我が家に泥棒が入りました。
家族間で喧嘩中だったので気がついたのは数日たったあとでした。
当時の我が家
マンションの5階らへんに住んでいました。
マンションのエントランスにはオートロックが設置されていて、家の玄関の扉は防犯のため鉄格子付きでした。
リビングと寝室を繋ぐ廊下には鍵付きの扉があり、就寝前には鍵をかけていました。
ただベランダの扉は鍵が壊れていて、そこは夜施錠するフリだけたまにしていました。
気がついた異変
クリスマス前のバザーで忙しいある日、リビングに置いていた学校のバッグがなく中身が出されているのに気がつきました。
大きめのバッグだったのでおそらく母がバザー用に勝手に使っていると思い、一言言えばいいのにと不機嫌になりながらも母と共に車でバザー会場へ向かいました。
会話で発覚する事実
無事バザーも終わり帰宅後バッグを返してと言うと、知らないと返答。
そういえばTV前に置いてあったビデオ機も見当たらないけどしまったのかと父に聞くも、それも知らないと返事をされました。
皆バザーで疲れていたので、各々が「きっと誰かがどこかへしまって、忘れているんだろう」と思い込み会話はそれ以上膨らみませんでした。
なくなった物は…
あくる日見当たらない物がたくさんあり、我が家はやっと泥棒に入られたと気がつきました。
少なくともビデオ機2台、カメラ、腕時計、現金、学校のバッグ、大きめのソーセージがなかったです。
ベランダに指の跡が残っていたので、泥棒はスパイダーマンのごとく壁をよじ登ったのだろうと皆予想できました。
警察は役立たずなためベランダに鉄格子をつけ、鳥籠のような家に転勤までの数ヶ月住みました。
せめてもの救い
不幸中の幸いだったのが、家族が誰も襲われなかったことです。
寝室への扉が施錠されていたのと、誰も泥棒に気がつかなかったからです。
何しろ相手は手ぶらで壁を登りビデオ機を持っていくも充電コードを持っていかない単細胞です。
家族がもしリビングなどへ向かっていたら反撃されていたかもしれません。
少しだけでもいいから会話しようね
・もし日本で盗みに入られ
・もし家族間できちんと会話をし
・もし早く気が付いていれば
まだマシな結果になった可能性があります。
防犯で大切なのはご近所付き合いともいうし、それは家庭内にも似たようなことが言えるんだろうなと。
コロナ禍で家族仲が変化した方もいると思います。
コミュニケーションが取れていない家は泥棒にとっていいカモだと思うので、みんなできれば仲良く過ごしてね。
…いや仲良くしなくても、一言二言は会話しましょう。
では!